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zoom RSS 人に一番近い心を持つ動物〜犬たちの深〜い心の話2

<<   作成日時 : 2012/12/29 07:11   >>

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『「人に一番近い心を持つ動物
〜犬たちの深〜い心の話その2」』

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◎第二章 「訓練士的に犬の心を探求する!」
さて科学的な犬心の実験や検証が、いろいろな機関で急速に進んでいる事は分かっていただけたと思いますが、続いてそれらを凌駕するほどの、
僕らプロの訓練士
(プロとは…ちゃんと修行を積み、日本での公認の資格〈JKC・JSV・PDのいずれか〉を持ち、日本での訓練競技会で一定の好成績〈優勝一席を10回以上!〉を納めている、最低1000頭の訓練犬を育てた訓練士の事…と僕は思っています!)の膨大な経験と知識からなる、犬心の実証的見解をお話していきましょう♪

◎ほめるだけで覚え従ってくれる動物は犬しかいない!
人間はとても数多くの生き物を飼育します。
微生物やメダカから象に至るまで、ペットとして、仕事に於いて、また研究の為にと、その目的は様々。
特にペットと仕事に関しては、人間の言うことにある程度従ってくれる事が
不可欠となってきます。

しかし人間に慣れ親しみ、言うことをある程度でも理解できる知能と性質を持ち合わせているのは、一部の哺乳類と限られた鳥類に当てはまるのでは。
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鳥類では猛禽類の鷹匠が有名ですね。あとはバードショーのインコや
オウム等でしょうか?
僕は子供の頃セキセイインコを3羽とオカメインコを飼っていて、学校から帰るととにかく一緒にいて、言葉や歌を教えたり、手乗りに馴らして外へ連れ出したりしていて、小中学生時代の夢は「小鳥屋さん(バードショップ)」と言うくらい鳥大好き人間でしたが、今思えば、犬程の気持ちの繋がりからは程遠かったですね。

哺乳類ではライオン・虎・象・熊・シャチ・イルカ(考えてみればサメの調教は
無いですね。魚類だからですね)・アシカ(ペンギンも調教は出来ますが、アシカほど芸達者ではありませんね。鳥類だからですね)・アザラシ・トド等ですが、
どの動物も調教の際には餌・鞭・火・針等を必ず使用します。

猿の場合、日光猿軍団のお猿さんや村崎太郎さんの次郎くん等は、芸の披露の最中にはほとんどほめたり、餌をあげたりはしていませんが、ショーが終ってから労ったり、好物を与えたりしています。
まあ、日本猿は素人さんでは扱えませんからね。
ペットショップでは売ってませんし、プロだからこそ調教できるのです。
(観光地での日本猿の傍若無人振りは、皆さんもNEWSでたまにご覧になっていると思いますが…)
ちなみにチンパンジーの調教士は「ナインフィンガー」と呼ばれ、
両手の指が10本揃っている者は殆んどいません!
指を食い千切られるからだそうです。
(チンパンジーは猛獣です!えっ!じゃあ…パンくんは…!?)

犬に一番近い心の繋がり、人とのふれあいやかけ声に、嬉しさや安心感を
抱き従ってくれる哺乳類は、僕は馬だと思います。
通常、馬の調教には人参や角砂糖等をご褒美に使いますが、
「優しい手のぬくもり」や、「穏やかな声」そして「語りかけてあげる」事が、
確かな信頼感を生むそうです。
人間こそが自分の御主人・リーダーになる存在であることを
本能的に悟っているところは、犬と全く同じですね♪

猫はどうかと言うと、身の回りの世話や餌を運んでくれる飼い主は必要だが、
リーダーはいらない!命令はされたくない!自由気ままに生きたい!
それが猫です。

そして我等が犬達はと言うと、
訓練技術や育成経験があればここまで犬は育つ
のです!
画像@一生の伴侶となる優しく賢く素晴らしい家庭犬。
A競技会・アジリティー・ディスクドッグ・フライボール等で活躍する優秀な名訓練犬。
B可愛く面白い一発芸犬から観客を魅了するサーカス犬まで芸を極める。
C犬の本来の本能を開放して、獣猟犬(セントハウンド・サイトハウンド)・鳥猟犬(ガンドック)・牧畜犬(護羊犬・キャトルドッグ・シープドッグ)・番犬・労役犬・闘犬等。
D人を助けサポートする介護犬・盲導犬・聴導犬・セラピードッグ等。
E命懸けの公的な仕事となる警察犬(足跡追求・物品選別・警戒防衛作業等)・警備犬・救助犬(災害・山岳・水難等)・麻薬探知捜査犬等。

(今から67年前の第二次世界対戦下では、一般の家庭犬まで駆り出された
10万頭もの「軍犬」が、犠牲になりました…悲しいことです…)

こんなに広く深く多種多様なしつけ〜訓練〜芸〜仕事が信頼関係と上下関係を確立できれば、ほめるだけで、本当にほめるだけで、(ご褒美や道具や犬のマニュアルや行動学でさえ、全ての犬達に当てはまるものなどない!一頭一頭犬達の心は違うのです!)覚えてくれて、応えてくれて、従ってくれる、
それが犬!

こんな動物、犬しかいませんよ♪
人に一番近い心を持っているからに、他なりません。
(なお、ライオン・虎・象・熊・ゴリラ・チンパンジー・ワニ等は「特定動物」ですが、要件が揃い知事の許可が降りれば誰でも飼えます。
ただ、飼っても一生檻の中…では可哀想ですが)

◎犬の表情の豊かさは人間から受け継いだもの。
犬は言葉が話せないから難しい…と人はよく言いますが(うちの獣医師は、
「言葉が話せて、ここが痛い!と言ってくれれば、どんなに治療が楽か…それが人間の医療との大きな違い」とよく言いますね)、僕は言葉が話せない事で、しつけや訓練がやりずらいと思った事は今までありません。
言葉の代わりに心をありのままに映す、喜怒哀楽を微妙に表現できる、
「豊かな表情」を犬達は見せてくれる
じゃないですか♪
人間のように顔で笑って本心は正反対なことを考えている…なんて事は、
犬には微塵もないのです!

(人間社会には駆引きや戦略等も必要ですから、本心が伝わらない方が便利なのでしょうが…)
ただ、入学したてのワン生徒の中にはいつもニコニコよく笑う子も沢山いますが、「歌を忘れたカナリヤ」のように、笑うことを忘れてしまったかのような、
表情に乏しい子も少なくはない
のです。

H「モニは可愛いげを忘れたカナリヤデス、ハイ!」
M「ハイジさんは金銭感覚がずれたカナリヤだモン♪」
Z「ウホッ、ボクはオッサンの気持ちを忘れたカナリヤかな〜
この年になっても少年の心を忘れてないもの〜」

どんなにどんなにほめても撫でても声をかけても、ピクリとも笑わない。
ただただ緊張感と自信の無さと気の弱さばかりが、表情と態度に現れる。
(その子が悪いのではない、原因は飼い方育て方がほとんど)
それでも手取り足取り 優しく分かりやすく毎日毎日訓練を進める。
その子の犬種・性格・年令にもよるが、少しずつ少しずつ心を開き始める。
最初は笑わなかった子が早ければ1日、長ければ1ヵ月、
中には卒業の前日なんて子もいましたね!
そしていつの間にかとってもいい表情で笑いながら訓練をこなしている。
面会日、飼い主さんはよく言いますね、
「うちの子が笑っている?!とっても楽しそうに先生の言うことを聞いている?!
有り得ない…」
と。
犬を笑えない子に育ててしまった飼い主さんは、自分でも気が付かないのでしょう…自分自身があまり笑うことがなく、犬に笑いかけてあげることが殆んどなかったのだということに…。
犬の表情の豊かさは長い年月、人間と暮らすことにより身に付いたのです。
飼い主との意志疎通を図る手段として。心あるが故ですね♪

つまり人間は犬のお手本となるべく、毎日を笑って愉快に平和に過ごす。
犬達はそんな飼い主との平穏な生活を望んでいるはずです!

◎訓練士が訓練すればどの犬達も覚えがいいのか?
画像毎週入学してくるワン生徒達。
毎週新たに訓練を始める子達が必ずいるわけですが、今まで3100頭の経験ある僕が教えるからといって、全てのワン生徒達が楽に次々覚えてくれるわけでは
ありません!
例えば10頭中…
@とても優秀で1教えて5にも10にも理解し覚えてくれるワン生徒1頭〜2頭。
Aそれほどの壁や停滞期がなく順調に覚えてくれるワン生徒2〜3頭。

B途中、進みを妨げる癖や気持ち的な足踏みはあるが、徐々に良くなっていくワン生徒5〜6頭。
Cしつけの失敗や性格面に於いて訓練が難しい状況にまでなっている場合や、僕でも経験したことがない初めてのタイプ、この犬種でこの性格は有り得ない!等、ちょっと手間が掛かるワン生徒1〜2頭。

…という具合に、入学から1ヶ月後の面会日に、僕が簡単に楽しそうに訓練をお見せする裏では、日々の地道な積み重ねや、先を読んだその子に合わせた的確な判断力と洞察力が必要なのです!
「難しい事を簡単に見せるのがプロ!」しかし「成功は1日にしてならず!」
訓練は毎日確実に良くなるものでもなく、山あり谷あり、昨日まで良かったのに今日は駄目?!先週まで伸び悩んでいたのに今週は凄くいい!等はよくある事です。
ただそこは僕の豊富な経験を生かし、訓練初日でその子のタイプを分析し、
卒業までどう導き引き出し教えていくかの、おおよそのカリキュラムは出来上がってしまいます♪
最初にお約束した契約期間で、訓練ができずに延長を僕からお願いしたことはありませんよ。
そのくらい出来なければ、3000頭も卒業させられませんから!

では訓練の出来不出来良し悪しは何で決まるのか?ですが、
頭の良さ・知性の高さばかりとは限りません

今まで卒業させた3100頭以外にも数千頭の色々な状況下での犬達を見てきましたが、家庭犬服従基本訓練を覚えられない子はいないと思います!
普通の犬としての資質があれば十分です。
競技会で優勝するとか、仕事をこなすとなれば、それ相応の素質や性能は
必要でしょうが。

覚えの良いタイプとは…
@素直で人が大好き、楽しいこと大好きな明るい子。
(トイプードル・ラブラドール・ゴールデン等に多い)
A訓練を教える僕のことが大好きになってしまう子。(チワワに多い)
B訓練そのものが面白く大好きになってしまう子。
圧倒的にこの3パターンがよく覚えてくれる犬タイプです!
@Aや@BやABの複合タイプ、@ABの完全複合タイプの子もいます。
勿論大前提に、犬が心を通して信頼できる人!と僕を認めてくれての話ですが…。
そしていつも言う僕が思う訓練に必要な4つの要素は…
素直さ・賢さ・運動神経の良さ・度胸です♪)

◎訓練士である僕らに犬達は必ずなつくのか?
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訓練はちゃんと覚えてくれるが、
全てのワン生徒達が100%なつく訳ではありません。

どんなにその子の将来を考え幸せを願い、愛情一杯に世話をし訓練を教えていても、僕らを飼い主とは見てくれません。
ではそのなつき具合は…


@相性バッチリ!
訓練士を大好きになってくれて信頼関係を確立できるワン生徒。

…勿論このパターンが断トツですが、その他にもいろんななつきパターンが
あります…
A本当はなつきたいのに、ほめられてもどうしていいかな分からない…
(それまでの愛情不足か厳しすぎか過保護過ぎが原因です!)
でもゆっくりゆっくり信頼関係を積み上げてなついていくワン生徒。
Bこちらは教える側、自分は教わる側をしっかり理解していて、訓練は覚えて
くれるが、気持ちは常に飼い主にあり!の、give&take型ワン生徒。
C普段の生活時や好きなことには、とても楽しそうで人なつこく、一見良い子に見えるが、いざ訓練となるとやりたくない!聞きたくない!という態度をし、
終わった途端また楽しそうに始まる、なつき具合がわかりずらいワン生徒。

D最初の面会日までは、真面目に一生懸命楽しく訓練を覚えていき、「とっても順調に進んでますよ♪」と報告していたのに、面会日の後、飼い主さんと再会したことで悪い子に逆行し(そのくらい家で甘やかし、しつけを怠っていたということ!)、また修正し直し、2ヵ月目はよりしっかりレベルを上げて訓練を教え、卒業日は円満に送り出す。
面会日を境に、なつき具合が近づいたり離れたりするワン生徒。
(1回目の面会練習で見極めて訓練を変えるのは、よくある事です!)
E卒業まで本心を見せず、考えや気持ちが読みにくく学校では手こずったのに、卒業日には飼い主さんの元で安心して良い子に変わった姿を見せてくれてほっとさせてくれるワン生徒。
F卒業まで本心を見せず、とっても優等生を装い、卒業日の最後の最後に
飼い主さんに対して悪い子全開
になり、冷や汗もののずる〜いワン生徒。

…なついてないから訓練を覚えないわけではありませんが、僕らは出来る限りの信頼関係を築く努力を惜しみません!
しかしワン生徒達の飼い主さんを慕い思う気持ちは計り知れない…
一刻も早く飼い主さんのもとへ帰りたいはずです。
でもこのままでは飼い主さんは君を良い子に育てる自信もなく、方法も知らず、関係は悪くなるばかり…だから学校でしっかりお勉強をして、いっぱい良い経験をして、飼い主さんに「うちの子はお利口で自慢の可愛い子!」と認められ、一生大事に愛されて飼ってもらえるように…。
卒業したら僕ら訓練士の手から離れ、完全に飼い主さんの犬になる…
心も一緒に。
でもそれが本望!それが正しい!ちょっと寂しいけれど…。

◎心があるからこそ一筋縄ではいかない!?
ワン生徒達との可愛く健気な交流秘話!
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訓練初日から喜んでついてきてくれる(最初の5分くらいはちょっと手間取ったとしても)、以前からその子を知ってたかのような、まるで訓練を経験しているかのような、やり易いワン生徒は楽ですが、お話しした通りそういう子ばかりではありません!

訓練を進めていく中でしか体験できない、
「僕を信頼してくれた!」「やっとなついてくれた!」「心を開いた!」
「訓練の意味を理解した!」「初めて笑ってくれた!」「やる気が出てきた!」

等の、僕ら訓練士が待ち望む瞬間や犬達の可愛く健気なreaction等、
ワン生徒達との交流秘話を紹介しましょう
@「訓練中の笑顔を待つ!」
僕は訓練を手掛けるワン生徒全員に、楽しんで従う至福の喜びを教えたいのですが、最初から笑顔で着いてくる子は半分!
残りの子は、緊張・不安・外が苦手・人と一対一で教わる自信や経験がない…等で、僕の訓練が嫌いな訳ではありません。
でもそんな笑う余裕がない子でも、毎日訓練を続けていくうちに、
まず口元が緩みます。
僕は「よしっ!やっと来た来た!」
次に目の力が抜けてきます。
そして顔の表情全体が和み笑顔に変わっていきます。
固かった歩き方もいつしかリズミカルに♪
「よ〜しっ!僕のペースに乗りましたね!
ここからは順調に覚えてくれるはず♪」
A「身を任せる・委ねる・甘える小型犬達」
入学してくる小型犬のワン生徒の中には、外も人も犬も苦手!どころか、外を歩いた事がない!?首輪もリードも着けた事がない!?怖くて外に出たくない!?
…なんて子も少なくはありません。
そんな自信も経験もない状態から訓練を教える訳ですから、なかなか進まない子、覚える余裕もない子、本当にちょっとずつしか進歩しない子等はよくある事。
さて、そんな時は石田正治師匠(日本に於ける家庭犬小型犬訓練の元祖!
僕は一番弟子なのです♪)直伝の「秘技愛情いっぱいダッコほめ!」
教えちゃいます♪
早い子は1〜2回で覚えてくれて、屈んだ膝の上にピョン!したら両手でぎゅっと抱きしめ、笑顔を近づけ、優しく声をかける。
訓練を1分進めたらピョン!良くできたらピョン!区切りのいいところでピョン!
自信が着いてくるとより大きくjumpをしてきます。
小型犬はそのうちに胸にもたれたり、腕の中に顔を埋めたり、
「ふぅ〜っ」と可愛いため息を付くように。
これで一気に心が繋がり、その後訓練が劇的に良くなるのは言うまでもありませんね♪
B「触られること〜撫でられることが好きになる!」
犬達は人が大好き=人に触られたい!と思う子は当然多いのですが、
犬達がみんな触られることが好きなわけではありません!
「うちの子触られるのが嫌いなんです…嫌なことをすると咬み付いてくるんです…何度咬まれたか…」よく聞く相談です。
そのような子は仔犬(2〜3ヶ月くらい)のうちから、人に飼い主に触られることが好き・嬉しい・気持ちいい・もっと触ってほしい…と、犬が心から思える育て方をしなければいけません。
お手入れで触る・ほめて触る・スキンシップで触る等。

僕はほめて撫でる時、そよ風のように羊毛の手触りをimageして、
サワサワソヨソヨ、優〜しく優〜しく撫でてあげます。
触られるのが好きではないワン生徒も、「何?この感覚?経験したことない!触られることって、気持ちいいかも〜気分いいかも〜」と、慣れてくると
喉を鳴らす猫のように、目を細めうっとりとしてくれます。
これをきっかけに、人の手が平気=手が好き=触ってほしい♪と
心は変化していくのです。
C「イチペロ♪」
なかなか嬉しさを表に出さないワン生徒が、訓練を進めていくとある日不意に、ほめて近づけた僕の笑顔の鼻先に、笑わない顔で一回だけ「ペロッ…」
ウワオッ!やった!この子にとってそれは最大の愛情表現なのです!
それを引き出せて僕は満足満足♪
D「性格(心)の改善は顔に出る!」
性格の強い子・きつい子・1〜2回の本咬み等のワン生徒は多数入学して来ますが、訓練前は、眉間にシワより・目付き鋭く・付け入る隙を与えないかのようにきつかった顔(常に自分は強いぞ!と虚勢を張っているのでしょう)が、訓練後は穏やかな顔・優しい目付き・落ち着いた雰囲気を持った子に変わっていて(その方が犬も気持ちが楽なのです。常に虚勢を張るのはとても疲れること。訓練を教わりその必要がないことが分かったのです)、面会日、飼い主さんは「顔が変わりましたね!?」「眉間のシワが無くなった!?」「初めて笑ってくれた!?」と、驚く飼い主さんも多いのです♪
訓練による心の改善はそのまま「とってもいい顔」となって表れるのです。
E「自分自身で幸せを掴まえる犬達!
これは実は飼い主さんにはお話し出来ない裏話なんですが、今日は特別に。
入学して間もなく僕に訴えてくるワン生徒がたまにいます。
「しつけも愛情ももらえず不幸に育った子」
「この子は悪い子、駄目な子とレッテルを張られ、
大事にしてきてもらえなかった子」
「最初は可愛がっていたのに成長と共に大変になってくると、
可愛くないとはっきり言える飼い主をもった子」
「家族皆で世話を押し付けあい、放っておかれた子」等

学校に預けられるワン生徒は必ずしも愛されているから、
大事にされているからとは限りません!

そのような子達は入学後すぐに僕になつきます。
そして心の声で、「自分を変えて下さい!お利口にして下さい!
飼い主に見直してもらうために…愛情がほしいから…大事にされたいから…
お願いします!」と、僕の目をじっと見詰めて訴えてくる
のです。
「分かったよ…僕が最高の全力の訓練で、君をとっても賢い優秀な子にしてあげるから、飼い主さんを見返してあげようね♪それは君の幸せでもあり、飼い主さんの幸せにもなることだから。頑張ろうね♪」
その子は一生懸命僕の訓練に着いて来ます。
飼い主から正しいしつけを教えてもらえなかった…
本当は自分はこんなに覚えられるんだと言わんばかりに…。

以前、7才と4才のトイプードルのお客様が、「上の子は問題無い良い子だけど、下の子は大変で殆んどケイジに入れっぱなしなんです!」という事で、
「7才の子はお預り訓練はもう難しいけれど、4才の子は訓練が出来る可能性がありそうなので、お預りしましょう。」となったのですが、その子の心の声が、
「僕は上のお兄ちゃんの遊び相手に飼われたの…お兄ちゃんはすごく可愛がられて、何処へでも連れてってもらえて羨ましい…僕はいつもお留守番…
僕をお利口にして下さい!」
「うん、分かったよ…先生と一緒に頑張ろうね!」
そしてその子は4才としてはとっても良く訓練をマスターし、お利口に変身を遂げると、あまりにも見違えて飼い主さんの自慢の子になってしまったのです!
飼い主さんは言いました、「上の子は特に問題は無いけれど、下の子は訓練が出来て賢いから、今は一番可愛い!」と。
その子は頑張って訓練を手に入れ、 自分自身で犬生(運命)を変えた、
幸せを掴んだと言えるでしょう。
…実はこのような境遇のワン生徒は数え切れないほどいるのです。
犬の心に纏わる話、心の存在を明らかにするエピソード、
まだまだ沢山ありますが、今日はこの辺で。

もう一度言います、「犬と繋がるのはリードではなく心なんです!
犬達の心は人間が想像するより遥か、人間に限り無く近い。
それは長い長い年月を越えて、人間の最も傍らに居てくれた動物以上の家族だから。
だからこそ犬達をもっと愛して下さい!愛する努力をして下さい!
愛する責任と自覚と楽しさを忘れないで下さい!

きっと犬達の心の声が聞こえてきて、答えが見つかりますよ♪

ハイジの♪学長さんの今日のお言葉♪
『なぜサカタドッグスクールは《主従関係》という言い方をしないのか?』
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ネットで犬のしつけや訓練を検索するとよく出てくる言葉に《主従関係》があります。
端的に言うとボスとシタッパ?
ご主人様と家来?
強きものと弱きもの?
犬は家族と言っておきながら…
変だなぁ…?。

僕の理想の訓練とは、家族みんな、子供の言うことも聞いてくれる訓練です。
(お年寄りは難しいですが…)

当スクールは1ヵ月目の面会から8歳以上の子供さんであれば、練習に参加してもらっています。

恥ずかしがらない・怖がらない・遊びにならない・
真面目に正しくやれば大丈夫!
卒業生で大人顔負けの、訓練上手な子供さんは沢山いますよ♪
(ここで僕が言う子供さんとは8〜14歳くらいまで)
しかし以前ブログで、「動物の世界で子が群れのリーダーの動物はいない!
つまり人間の子供が犬のリーダー(ご主人様)にはなれない!
」と書きました。
子供の言うことを聞く時の犬の気持ち(本心)は…
@大人が喜んでくれるから子供に従って見せる
A子供を守ろうという優しさから従ってあげる…

この2つの理由が多く、子供をリーダーと見ている訳ではないのです。
ムツゴロウさん並に犬と心が通じる子供がいたとしても、それは主従関係ではなく、犬との深い信頼・絆・愛情のある平等な関係だと思います。
ですからサカタドッグスクールは、
「犬との《信頼関係》と《上下関係》を大人が構築し、
家族の中で素直に喜んで従えるいい子に育てていく!
そして子供さんにも関わらせて、犬と子供さんとの良い関係を築いて
いきましょう♪」
という提案を長年に渡り指導してきました。
勿論子供さんにも分かりやすい犬のしつけや訓練の理論的説明を、聞いてもらっています。頭の良い子供はちゃんと理解出来ますよ♪
でも子供に「犬との主従関係を作りなさい!」と求めるのは、酷な事ですから…。
僕が唱えるリーダーとは、人間社会でお手本になり引っ張って行くと言う意味です!)」

『モニのもふゅもふゅスクール日記苺のせ♪
〜その10【心のうちを見透かすメガネ…の巻後編】』
さてB教室では…
J「ハイジオバサン、本当に心のうちを見透かすメガネだと思い込んでるよ♪
まさかドッキリで、神社の境内で拾ったただのメガネなのに!」
Z「ウホッ、ハイジは貯金を溜め込んでるし、情に弱いから買ってくれるかも〜」
M「今度はモニが、苺が100個のった特大X'mascakeをおねだりしてくるモン♪…あれ?」
タタタタタ〜
ハイジはメガネを掛けている…
H「ヒェ〜助けて〜ハホリ大将がわたくしを食べると言ってるデス〜ヒェ〜」
ズシン、ズシン、ズシン…
ハホリ大将「フゴグァ〜!!!
(ハイジ可愛い!ハイジSweets!ハイジ美味しそう!)」
タタタタタ〜
J「おかしいなぁ?
ハホリ大将には言葉が通じないから、伝えてないはずなのに…」
Z「ウホッ、もしかして〜?!」
M「本物の心のうちを見透かすメガネだモン?!」
JZM「え〜っ?!まさか〜?!」
タタタタタ〜
M「ハイジさん、どっかへ行っちゃったモン…」
(次の日の朝…)
H「よし、わたくしは決めたデス!
この心のうちを見透かすメガネを大量生産して、
全国の飼い主さん達に法外な値段…
いや妥当な値段で売りさばけば、
本心を伝えられて可哀想な仲間の犬達が救われるデス、ハイ!」
M「やっぱりハイジさん、いい人だったモン♪」
モニはメガネを掛けた…
H「ヒヒヒ〜これで億万長者デス…」
(そして一ヶ月後… )
キャスター「えー、本日のTopNewsです。
モナコはモンテカルロの、世界一有名なカジノ・ド・モンテカルロ、
別名グランカジノに於いて、大変珍しい有り得ない事態が、起こっております!
1週間に渡り連戦連勝、勝ち続けているお客様は、ななんと犬!
トイプードルのお客様です!」
JZM「えーっ?まさか?」
キャスター「現在獲得賞金は一億円を突破!
そして何故か何故か、そのトイプードルのお客様は、
メメメガネを掛けています!」
M「ハイジさん!!!?」
【完】

学「え〜皆様、今年もまた一年間、僕の…」
H「ダラダラとまとまりのないブログを、読んでいただきありがとうデス、ハイ!」
学「え〜そんなぁ…」
M「へたっぴな読みにくい字なのに、読んでくれて感謝しますモン♪」
学「自筆じゃないんだけど…」
Z「ウホッ、数の子好きな学長さんがお待ちかねの、
お正月がそこまで来ているよ〜」
学HMZ「今年もありがとうございました!
来年もよろしくお願いいたします。デス!モン♪ウホッ…フゴグァ〜!!」

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